研究室の連絡用WWWページや関係者のみへ公開したいWWWページなど、閲覧できるユーザーを限定したWWWページを作成したいときにこの機能を利用してください。
- 電子メールのユーザー名を使って閲覧できるユーザーを指定する
- .htaccessというファイルをアクセス制限したいWWWページのあるディレクトリへ作成
- 基本はディレクトリ単位にユーザー制限(特定のファイル単位でも制限可能)
制限設定手順
1.アクセスを許可するユーザーを記述したファイルを作成
メモ帳などのテキストエディターを用いて以下の通りのテキストファイルを作成します。全角文字は使えません。あるディレクトリの中全てに対して閲覧できるユーザーを制限したい場合と、ディレクトリ内の特定のファイルだけに対して閲覧できるユーザーを制限したい場合とで記述する内容が異なります。
AuthName “Our Project” (1) AuthType Basic require user g1234567 g1234568 g1234569 (2) require ldap-group cn=teachers,ou=Groups,ou=Usermtn,dc=tcu,dc=ac,dc=jp (3) |
※上記青色の個所は変更する必要はありません。
(1)パスワードを尋ねるウィンドウに表示する文字列。半角英数文字で記述(全額不可)。
(2)このディレクトリを閲覧できるユーザー名を指定します。ユーザー名は、本校の電子メールに登録されているものです。
(3)グループ認証を行う場合、グループ名を指定(グループ認証を行う場合の記述です。teachersは例です適宜読み替えて下さい)
AuthName “Our Project” (1) AuthType Basic <Files “filename“> (2) require user g1234567 g1234568 g1234569 (3) </Files> |
※上記青色の個所は変更する必要はありません。
(1)パスワードを尋ねるウィンドウに表示する文字列。 半角英数文字で記述(全額不可) 。
(2)閲覧するユーザーを制限したいファイルのファイル名を記述します。
(3)このファイルを閲覧できるユーザーのユーザー名を指定します。ユーザー名は 、本校の 電子メールに登録されているものです。
上記テキストファイルの内容で、.htaccessというファイルを作成してください。その際、拡張子はつけないようにしてください。
2.ファイルをアップロード
1.で作成したファイルを、閲覧ユーザーを制限したいWWWページが置いてあるホームディレクトリへアップロードします。FFFTPなどを用いてサーバーのpublic_htmlにアップロードします。以上でWWWページの閲覧ユーザーの制限設定は完了です。
閲覧時の注意
自分のユーザー名やパスワードを入力した場合には、席を外す前に必ずブラウザーを全て終了しなければいけません。一度入力したパスワードは、ブラウザーが終了するまで覚えています。パスワードを入力した後は他の人間が操作する前にブラウザーを終了しておかないと、秘密にしておきたいページを見られてしまうことになります。