TCP/IPの設定
概要
SCではPCを学内ネットワークに接続する際、ネットワーク利用申請を行ってIPアドレスを取得したのち、そのアドレスの設定を行う必要があります。そのため、この項ではWindows7ならびにMacOS XにおけるIPアドレスの設定方法を説明します。
なお、この項ではPCの設定方法についてのみ触れています。ルーターの設定方法についてはルーターの利用を参照してください。
Windows
(1)TCP/IPの設定を行うにはまず以下の画像にある「ローカルエリア接続のプロパティ」を呼び出します。この画面を呼び出す方法はWindowsのバージョンによって異なりますので、利用しているWindowsに応じてこの画面を呼び出してください。
【Windwos7】
スタートメニュー → コントロールパネル → 「ネットワークとインターネット」の「ネットワークの状態とタスクの表示」 → アダプターの設定の変更 → ローカルエリア接続 → プロパティ
【Widowos8】
すべてのアプリ → コントロールパネル → 「ネットワークとインターネット」の「ネットワークの状態とタスクの表示」 → アダプターの設定の変更 → ローカルエリア接続 → プロパティ
【Windows10】
スタートメニュー → 設定 → 「ネットワークとインターネット」の『「Wi-Fi」「VPN」「ダイヤルアップ」「イーサネット」』のどれかを選択した状態 → 「関連設定」の「アダプターのオプションを変更する」 → ローカルエリア接続 → 「この接続の設定を変更する」
または..
エクスプローラー → 「ネットワーク」を右クリックして「プロパティ」 → 「アダプター設定の変更」 → 「ローカルエリア接続」を右クリックして「プロパティ」
(2)ネットワークの利用方法に応じてチェックボックスのOn/Offを切り替えます。
・Microsoftネットワーク用クライアント
Microsoftネットワーク用ファイルとプリンター共有
研究室で共有フォルダーを利用している場合はチェックを入れます。利用していない場合は外してください。
・Link-Layer TopologyDiscoverryMapperI/O Driver
Link-Layer TopologyDiscoverryResponder
(※Windowsのバージョンによっては無い場合があります)
研究室で共有フォルダーを利用している場合はチェックを入れます。利用していない場合は外してください。
・それ以外の項目
特にいじらずそのままにしてください。
(3)「インタネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」(インタネットプロトコル(TCP/IP)と表記されている場合もあります)をダブルクリックします。
(4)以下のような画面になるので、「次のIPアドレスを使う」、「次のDNSサーバーのアドレスを使う」を選択します。
(5)「IPアドレス」、「サブネットマスク」、「デフォルトゲートウェイ」、「優先DNSサーバー」、「代替DNSサーバー」にネットワーク利用申請で指示された通りの数値を入力します。
(6)数値を入力したら右下の「OK」を押します。
(7)「ローカルエリア接続のプロパティ」に戻るのでさらに「OK」を押します。
(9)以上で設定は終了です。この設定のために開いたウィンドウはすべて閉じて構いません。
MacOS X
(1)メニューから「システム環境設定」を選択します。
(2)「システム環境設定」内の「ネットワーク」を選択します。
(3)ネットワークの設定画面が表示されるので「IPv4の構成」で「手入力」を選択します。
(4)ネットワークの設定画面が表示されるので「IPv4の構成」で「手入力」を選択します。
(5)「IPアドレス」の欄にネットワーク利用申請で指示されたIPアドレスを、「サブネットマスク」の欄にネットワーク利用申請で指示されたサブネットマスクを、 「ルーター」の欄にネットワーク利用申請で指示されたデフォルトゲートウェイを、「DNSサーバー」の欄にネットワーク利用申請で指示されたDNSサーバーの値をカンマで区切って入力してください。「検索ドメイン」の欄は空欄のままで結構です。
(6)ネットワークの設定画面右下の「適用」を押します。
(7)以上で設定は終了です。
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