授業概要
更新日:2018.08.31このページ内は授業用の表記で記述しています
授業概要
情報基盤センターSCでは工学基礎科目として6科目を開講しています。 各科目の必修/選択の区別、開講時期は学科により異なるので、所属学科の教育課程表を参照してください。
開講科目 目次
見たい項目をクリックしてください
- Information Literacy / 情報リテラシー演習
- Information Literacy (1) / 再・情報リテラシー(1)
- Information Literacy (2) / 再・情報リテラシー(2)
- Information Literacy / 再・情報リテラシー
- Introduction to Computer Systems / コンピュータ概論
- Introduction to C Programming / プログラミング基礎
- Numerical Analysis / 数値解析
- Introduction to Software Engineering / ソフトウェア工学概論
Information Literacy / 情報リテラシー演習(工学基礎科目、1単位、工学部必修)
科目概要
情報社会において理工学分野の学生に求められる情報技術に関する知識と利活用能力の養成を目的とし、OSやアプリケーションソフトウェアの実技演習を通したコンピュータ操作の基本的技能と応用的実践力の習得、コンピュータシステム(ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク)の動作原理や著作権法に代表される各種情報関連法の理解、メディアリテラシーや情報倫理観の育成を行うと共に、現代社会において不可欠な情報セキュリティに対する意識や主体的な情報発信力の向上を図る。
達成目標
この科目では情報の利活用能力に不可欠な下記の各項目について身に付ける。
基本スキル
- 学内の情報システムや関連規則、セキュリティポリシーを理解し、説明できる。
- ファイルシステムを理解し、ファイルやフォルダを正しく扱える。
- ワープロで指定された書式の文書を作成できる。
- 表計算ソフトで関数を用いた数式処理やフィルタなどを用いた集計処理ができる。
- プレゼンテーションソフトで資料を作成することができる。
情報科学
- 情報技術に関連した専門用語や略語の意味を説明できる。
- コンピュータ(ソフトウェア・ハードウェア)の基本的な動作原理を説明できる。
- アルゴリズムとプログラミングの基本について説明できる。
- コンピュータシステムの役割や実社会での活用例について説明できる。
- ものごとをモデル化して捉える意味を説明できる。
メディアリテラシーと情報発信
- 必要な情報を書籍やデータベース、インターネット上から収集できる。
- 情報源ごとの特徴を理解し、入手した情報を適切に扱うことができる。
- 印刷物や電子媒体などを活用した正しい情報発信ができる。
- レイアウトや字体、図などを工夫して、わかり易く情報をまとめることができる。
セキュリティとモラル
- 情報セキュリティポリシーについて基本的な考え方を理解できる。
- 情報関連のマナーやモラルを身に付け、実践することができる。
- 著作権などの情報関連法規について基本的な考え方を理解できる。
- コンピュータやネットワークに関連した脅威とその対応方法を説明できる。
成績評価
課題(58点)と期末試験(42点)により成績を評価する。
なお、コンピュータの基本操作、ワープロ、表計算ソフトのスキルテストについては、全てに合格(各テスト2/3以上の評価)しないと期末試験を受けることができない。
履修心得
基本的なパソコン操作能力をもつこと。
授業計画
- 授業概要
- コンピュータシステム
- 情報システムとウェブサービス
- ワープロソフトによる文書作成
- 情報の収集と発信
- プレゼンテーションソフトによる資料作成
- 表計算ソフトの基本
- 表計算ソフトの活用
- オフィスソフトの活用と連携、インターネット
- 情報セキュリティ
- WWW関連技術
- ウェブページの作成と公開
- 表計算ソフトによるデータ処理
- アルゴリズムとプログラミング
教科書・教材
- 教科書:安井浩之「情報リテラシー」三恵社
- 資 料:各種資料はWebClassにて配布 なお、紙節約のために印刷する場合は、両面印刷を心がけること.
学習相談
下記の時限・場所で授業に関する質問コーナーを設けているので、活用してほしい
水曜日13:20~15:00:15号館(旧情報基盤センターSC)4階 研究室A
学生へのメッセージ
体験が大切なため、毎回出席し、課題を提出すること。
時間割および担当者
2018年度 前期に開講される情報リテラシー演習は、以下の13クラスである。
曜日 | 1限 | 2限 | 3限 | 4限 | 5限 |
---|---|---|---|---|---|
月 | |||||
火 | 医用 | 電気AB 電気CD | 都市AB 都市CD | ||
水 | |||||
木 | 建築AB 建築CD | 機械AB 機械CD | 機シAB 機シCD | ||
金 | 原子力Ⅰ+エネ化A 原子力Ⅱ+エネ化B |
担当教員 | 担当クラス | オフィスアワー | e-mail address |
---|---|---|---|
木村 誠聡 | 都市AB | 非常勤のため、出講日に質問等を受け付ける | |
山口 勝己 | 建築AB、機シCD、原子力Ⅰ+エネ化A | 木曜日15:10~16:50 金曜日15:10~16:50 |
|
安井 浩之 | 電気CD、建築CD、機械CD、原子力Ⅱ+エネ化B | 火曜日10:50~12:30 木曜日13:20~15:00 |
|
荒木 一 | 都市CD、医用、電気AB、機械AB、機シAB | 水曜日15:10~16:50 木曜日10:50~12:30 |
[注]オフィスアワーとは、質問や相談を受けるために担当者が用意している時間のことである。
受付場所は担当者により異なるので、場所が不明な場合は記載されたメールアドレス宛てに、事前に連絡を入れ確認して頂きたい。
Information Literacy / 再・情報リテラシー(工学基礎科目、2単位、工学部2014年度以前入学生)
科目概要
情報社会において、工学分野で求められる情報の利活用能力の養成を目的とし、コンピュータ操作の基本的技能とコンピュータシステムの動作原理の理解、メディアリテラシー、情報セキュリティ、情報倫理観の育成を行う。
その他の項目
再・情報リテラシー(1)・(2)の再履修クラスと合同開講なので、達成目標等は両科目を参照のこと。なお、成績は両科目の平均により評価する。
Information Literacy (1) / 再・情報リテラシー(1)(工学基礎科目、1単位、工学部必修2015~2017)
科目概要
情報社会において、工学分野で求められる情報の利活用能力の養成を目的とし、コンピュータ操作の基本的技能と情報セキュリティ、情報倫理観についての習得を行う。
達成目標
情報の利活用能力に不可欠なコンピュータの基本スキルを身に付ける。また、関連する情報セキュリティや情報倫理観に関する知識も習得する
基本スキル
- 学内の情報システムや関連規則、セキュリティポリシーを理解し、説明できる。
- ファイルシステムを理解し、ファイルやフォルダを正しく扱える。
- ワープロで指定された書式の文書を作成できる。
- 表計算ソフトで関数を用いた数式処理やフィルタなどを用いた集計処理ができる。
- プレゼンテーションソフトで資料を作成することができる。
セキュリティとモラル
- 情報セキュリティポリシーについて基本的な考え方を理解できる。
- 情報関連のマナーやモラルを身に付け、実践することができる。
成績評価
スキルテスト(54%)と課題(46%)により成績を評価する。
なお、コンピュータの基本操作、ワープロ、表計算ソフトのスキルテストについては、全てに合格(各テスト2/3以上の評価)しないと単位は認定されない。
履修心得
基本的なパソコン操作能力をもつこと。情報リテラシー(2)も履修することが望ましい。
授業計画
- 授業概要
- コンピュータシステムの操作
- ワープロソフトによる文書作成
- 表計算ソフトの基本
- 表計算ソフトの活用
- 情報セキュリティ
- プレゼンテーションソフトによる資料作成
教科書・教材
- 教科書:安井浩之「情報リテラシー」三恵社 情報リテラシー(1)(2)共通
- 資 料:各種資料はWebClassにて配布 なお、紙節約のために印刷する場合は、両面印刷を心がけること.
学習相談
下記の時限・場所で授業に関する質問コーナーを設けているので、活用してほしい
水曜日13:20~15:00:15号館(旧情報基盤センターSC)4階 研究室A
学生へのメッセージ
体験が大切なため、毎回出席し、課題を提出すること。
時間割および担当者
2018年度 後期(前半)・月曜5限に再履修クラス(担当:安井)が開講される。
担当教員 | 担当クラス | オフィスアワー | e-mail address |
---|---|---|---|
安井 浩之 | 再履修(月5限) | 月曜日15:10~16:50 木曜日13:20~15:00 |
[注]オフィスアワーとは、質問や相談を受けるために担当者が用意している時間のことである。
ページ先頭へInformation Literacy (2) / 再・情報リテラシー(2)(工学基礎科目、1単位、工学部2015~2017)
科目概要
情報社会において、工学分野で求められる情報の利活用能力の養成を目的とし、コンピュータシステムの動作原理の理解とメディアリテラシー、情報倫理観の育成を行う。
達成目標
コンピュータの動作原理や情報システム、アルゴリズムなどを学ぶと共に、ウェブページ作成の実習を通して情報の利活用能力や情報倫理観を身に付ける。
情報科学
- 情報技術に関連した専門用語や略語の意味を説明できる。
- コンピュータ(ソフトウェア・ハードウェア)の動作原理を説明できる。
- アルゴリズムとプログラミングについて説明できる。
- コンピュータシステムの役割や実社会での活用例について説明できる。
- ものごとをモデル化して捉える意味を説明できる。
メディアリテラシーと情報発信
- 必要な情報を書籍やデータベース、インターネット上から収集できる。
- 情報源ごとの特徴を理解し、入手した情報を適切に扱うことができる。
- 印刷物や電子媒体などを活用した正しい情報発信ができる。
- レイアウトや字体、図などを工夫して、わかり易く情報をまとめることができる。
セキュリティとモラル
- 著作権などの情報関連法規について基本的な考え方を理解できる。
- コンピュータやネットワークに関連した脅威とその対応方法を説明できる。
成績評価
小テストや課題 (60%)と全クラス共通の期末試験(40%)により評定する。
履修心得
情報リテラシー(1)と同程度の知識・コンピュータ操作が可能であること。
授業計画
- 表計算ソフトによるデータ処理
- アルゴリズムとプログラミング
- コンピュータシステム
- インターネットとWWW
- 情報の収集と発信
- ウェブページの作成
- オフィスソフトの活用と連携
教科書・教材
- 教科書:安井浩之「情報リテラシー」三恵社 情報リテラシー(1)(2)共通
- 資 料:各種資料はWebClassにて配布 なお、紙節約のために印刷する場合は、両面印刷を心がけること.
学習相談
下記の時限・場所で授業に関する質問コーナーを設けているので、活用してほしい
水曜日13:20~15:00:15号館(旧情報基盤センターSC)4階 研究室A
学生へのメッセージ
体験が大切なため、毎回出席し、課題を提出すること。
時間割および担当者
2018年度 前期(後半)・月曜5限に再履修クラス(担当:安井)が開講される。
担当教員 | 担当クラス | オフィスアワー | e-mail address |
---|---|---|---|
安井 浩之 | 再履修(月5限) | 月曜日15:10~16:50 木曜日13:20~15:00 |
[注]オフィスアワーとは、質問や相談を受けるために担当者が用意している時間のことである。
ページ先頭へIntroduction to Computer Systems / コンピュータ概論(工学基礎科目、2単位)
科目概要
現代社会の基盤として重要な役割を果たしている、コンピュータやネットワークの内部構成や動作原理を理解することを目的とし、工学全般においてコンピュータを扱う上で必要となる知識の習得を行なう。
達成目標
授業では、コンピュータの動作原理およびコンピュータ内でのデータ表現、アルゴリズムの概念等について学ぶと共に、ネットワークや通信に関する基礎知識についても身に付ける。
動作原理
- コンピュータの構成や動作原理について説明できる。
- 2進符号による基本的なデータ表現ができ、符号化について理解できる。
- ブール代数の基本演算ができ、論理式から論理回路図を作成できる。
- 基本的な論理回路の動作を理解できる。
- コンピュータの限界(精度、オーバーフロー)について理解できる。
ハードウェア
- CPUの動作原理や構成について理解し、説明できる。
- 記憶装置の構成や役割について理解し、説明できる。
- 入出力装置や周辺機器の構成や役割について理解できる。
ソフトウェア
- OSの構成と役割について理解し、説明できる。
- 制御プログラムの様々な役割について理解し、説明できる。
- アプリケーションやミドルウェアについて説明できる。
ネットワークとセキュリティ
- コンピュータネットワークの形態や特徴について説明できる。
- インターネットやさまざまな通信プロトコルについて説明できる。
- システムの多重化や信頼性について理解できる。
- 暗号化などのセキュリティ技術について理解できる。
成績評価
授業内演習、宿題(30%)、中間+期末試験(70%)により評定する。
但し、演習・宿題をそれぞれ2/3以上提出しないと単位は認定されない。
履修心得
「情報リテラシー」を受講していることが望ましい。
再履修希望者は、このページも参照のこと。
授業計画
以下の通りである。
- コンピュータシステム
- 情報の表現(数値)
- 情報の表現(文字、音声、画像)
- 論理回路
- CPU
- 記憶装置
- 周辺機器
- プログラムとアルゴリズム
- OS
- アプリケーション
- コンピュータネットワーク
- インターネット
- セキュリティ技術
- 科目の総括
教科書・教材
- 教科書:安井・木村・辻「基本を学ぶ コンピュータ概論」オーム社(2011)
- 資 料:各種資料はWebClassにて配布 なお、紙節約のために印刷する場合は、両面印刷を心がけること.
学生へのメッセージ
授業内演習を多数実施するので休まず出席すること
時間割
2018年度後期に開講されるコンピュータ概論は、以下の2クラスである。
曜日 | 1限 | 2限 | 3限 | 4限 | 5限 |
---|---|---|---|---|---|
月 | | ||||
火 | 機械+電気+建築+都市(4学科合同) | ||||
水 | 機シ+原子+医用+エネ(4学科合同) | ||||
木 | |||||
金 |
担当教員 担当クラス オフィスアワー e-mail address
木村 誠聡 機械+電気+建築+都市 非常勤のため、出講日に質問等を受け付ける
安井 浩之 機シ+原子+医用+エネ 木曜日13:20~15:00
金曜日15:10~16:50
[注]オフィスアワーとは、質問や相談を受けるために担当者が用意している時間のことである。
受付場所は担当者により異なるので、場所が不明な場合は記載されたメールアドレス宛てに、事前に連絡を入れ確認して頂きたい。
Introduction to C Programming / プログラミング基礎(工学基礎科目、2単位)
科目概要
工学分野において不可欠な論理的思考能力の養成を目的とし、基本的なアルゴリズムの構築とそのアルゴリズムをプログラミング言語で表現する技法を習得する。
達成目標
授業では、アルゴリズムの概念、プログラミング言語の種類、Cの基本文法などについて学ぶと共に、実際のプログラム作成を通してプログラミング技法を身に付ける。
アルゴリズム
- アルゴリズムの概念について理解し、説明できる。
- アルゴリズムをフローチャートで表現できる。
- 制御構造(順次、分岐、反復)を用いたアルゴリズムを作ることができる。
- 最大値を求めたり、並べ替えなどの基本的なアルゴリズムについて理解できる。
- プログラミング言語を用いて、簡単なアルゴリズムを記述することができる。
プログラミング言語
- プログラミング言語の種類やプログラミング手順について説明できる。
- プログラムは記述した通りにしか動作しないことを理解できる。
- 変数やデータ型の概念について理解し、適切に使用できる。
- 条件判断に必要な条件式や論理演算について理解し、適切に使用できる。
- 関数(サブルーチン)について理解できる。
成績評価
課題・小テスト(30%)、全クラス共通の中間・期末試験および実技試験(70%)により評定する。
履修心得
「情報リテラシー」を受講していることが望ましい
授業計画
- 授業概要
- プログラムの作成方法
- プログラムの作成から実行まで
- 文字の表示
- 変数と数値演算
- 数値の入出力
- 制御構造1 選択
- 制御構造2 反復
- 制御構造3 制御構造と配列
- 制御構造4 複雑な制御構造
- プログラミング基礎力の確認
- 基礎力確認の解説・応用問題
- 関数
- 関数の応用
教科書・教材
- 教科書:安井浩之「プログラミング基礎」三恵社(2018)(14号館地下書店にて販売)
- 教 材:各種資料はWebClassにて配布 なお、紙節約のために印刷する場合は、両面印刷を心がけること.
学習相談
下記の時限・場所で授業に関する質問コーナーを設けているので、活用してほしい
水曜日13:20~15:00:15号館(旧情報基盤センターSC)4階 研究室A
学生へのメッセージ
実習を伴うので毎回出席すること
時間割および担当者
2018年度 後期に開講されるプログラミング基礎は8クラスである。なお、クラス編成については、同時限で混合になる場合もある。
また、前期・木曜5限には再履修クラス(担当:山口)が開講される。
曜日 | 1限 | 2限 | 3限 | 4限 | 5限 |
---|---|---|---|---|---|
月 | 医用 | ||||
火 | 機械Ⅰ+電気Ⅰ 機械Ⅱ+電気Ⅱ 機械Ⅲ+電気Ⅲ | 機シAB 機シCD | |||
水 | |||||
木 | |||||
金 | 原子+エネ 建築+都市 |
担当教員 | 担当クラス | オフィスアワー | e-mail address |
---|---|---|---|
木村 誠聡 | 機械Ⅲ+電気Ⅲ | 非常勤のため、出講日に質問等を受け付ける | |
須藤 康裕 | 機械Ⅱ+電気Ⅱ、機シCD | 非常勤のため、出講日に質問等を受け付ける | |
山口 勝己 | 建築+都市 | 木曜日10:50~12:30 金曜日15:10~16:50 |
|
安井 浩之 | 原子+エネ | 木曜日13:20~15:00 金曜日15:10~16:50 |
|
荒木 一 | 医用、機械Ⅰ+電気Ⅰ、機シAB | 月曜日10:50~12:30 水曜日15:10~16:50 |
[注]オフィスアワーとは、質問や相談を受けるために担当者が用意している時間のことである。
受付場所は担当者により異なるので、場所が不明な場合は記載されたメールアドレス宛てに、事前に連絡を入れ確認して頂きたい。
Numerical Analysis / 数値解析(工学基礎科目、2単位)
科目概要
工学分野で必要となる、連立一次方程式から偏微分方程式までの数学的諸問題をコンピュータを利用して解くための数値解析の基本的アルゴリズムを学び、計算シミュレーションの手法について学習する。
達成目標
数値解析の基本的アルゴリズム、誤差の伝播および計算シミュレーションの手法の基礎について習得する。
- 誤差の考え方、伝搬について理解し、説明できる。
- 単一方程式、行列、補間法の計算をコンピュータで解くための解法について理解できる。
- 数値微分・積分について理解し、説明できる。
- 微分方程式の基本を学習することで、応用である計算シミュレーションについて理解できる。
成績評価
レポート・課題(20%)、小テストおよび期末試験(80%)により評価する。
但し、レポート・課題を2/3以上提出しないと単位は認定されない。
履修心得
表計算ソフトウェアの操作および関数の使い方について修得していること。
授業計画
- 授業概要、数値解析の概要、誤差
- 単一非線形方程式
- 連立1次方程式と行列、逆行列
- 最大ピボット選択
- 補間法、連立非線形方程式
- 補間法、最小2乗法
- 単一方程式、連立方程式、補間法などのまとめと理解度確認
- 数値微分
- 数値積分
- 二重積分、微分方程式の基礎
- 常微分方程式(初期値問題)
- 偏微分方程式(境界値問題)
- 大型連立1次方程式の解法、偏微分方程式(初期値問題)
- まとめと理解度確認
教科書・参考書
- 教科書:配布資料
- 参考書:河村哲也「数値計算入門」サイエンス社(2006)
- 参考書:松山 実「基礎数値解析」昭晃堂(2005)
学生へのメッセージ
毎回出席し、課題・レポートは全て提出すること。
時間割および担当者
2018年度前期の数値解析は、火曜3限に開講される。
担当教員 | オフィスアワー | e-mail address |
---|---|---|
木村 誠聡 | 非常勤のため、出講日に質問等を受け付ける |
[注]オフィスアワーとは、質問や相談を受けるために担当者が用意している時間のことである。
受付場所は担当者により異なるので、場所が不明な場合は記載されたメールアドレス宛てに、事前に連絡を入れ確認して頂きたい。
Introduction to Software Engineering / ソフトウェア工学概論(工学基礎科目、2単位、旧 情報処理技術)
科目概要
工学分野で不可欠な情報処理システムを理解するために、その開発工程である、分析、設計、開発、テスト、運用、保守に関わるさまざまな技術や手法について学ぶと共に、技術標準、プロジェクト管理といった事柄についても学ぶ。
達成目標
情報処理技術者としての基本的な知識を身に付ける。具体的には、システム開発手法、 オブジェクト指向、データベース設計、プロジェクト管理などの基本について習得する
ソフトウェア工学
- ソフトウェア工学の目的や必要性について理解できる。
- ソフトウェアのライフサイクルやプロセスモデルについて理解できる。
- オブジェクト指向について理解できる。
分析・設計・実装
- 分析の必要性や分析手法について理解できる。
- モデリングについて理解し、説明できる。
- 設計手法について理解できる。
- リレーショナルデータベースの基本について理解できる。
テスト・運用・保守
- ソフトウェアの品質について理解し、説明できる。
- さまざまなテスト手法について理解できる。
- 運用や保守について理解できる。
成績評価
レポートおよび小テスト(50%)、期末試験(50%)により評定する。
履修心得
「情報リテラシー」「プログラミング基礎」「数値解析」を受講していることが望ましい。
授業計画
- 授業導入:情報処理システムとは、ソフトウェア工学
- システム開発:プロセスモデル、成果物
- 分析1:要求分析、要件定義、モデリング、データフローモデル
- 分析2:ERモデル、状態遷移モデル、構造化分析手法
- オブジェクト指向:オブジェクト指向開発、UML
- 設計・開発1:分割統合法、構造化による設計・開発
- 設計・開発2:データベースの設計・開発
- 設計・開発3:オブジェクト指向による設計・開発
- テスト1:品質、論理的検証法
- テスト2:テストデータによる検証法
- 開発環境:IDE、CASEツール
- プロジェクト管理:工程管理、コスト見積もり
- 運用・保守:保守の種類、部品化
- まとめと理解度確認
教科書
学生へのメッセージ
毎回出席すること。やむを得ず欠席した場合は、友人から授業内容やレポート課題を聞き、追いつくように努力すること。
時間割および担当者
2018年度前期のソフトウェア工学概論は、水曜2限に開講される。
担当教員 | オフィスアワー | e-mail address |
---|---|---|
安井 浩之 | 火曜日10:50~12:30 木曜日13:20~15:00 |
[注]オフィスアワーとは、質問や相談を受けるために担当者が用意している時間のことである。
受付場所は担当者により異なるので、場所が不明な場合は記載されたメールアドレス宛てに、事前に連絡を入れ確認して頂きたい。